今、emergencyの患者を診ている歯医者さん。N95マスクが手に入らずに、この装備。これはHoneywellのレズピレーターだ~って、見てわかるという・・・我がクリニック全員に配られたのがこれだったから。もうこのレズピレーターも手に入れるのが大変になってきているという話です。
さて、BC州は歯科診療停止となりほぼ2か月。緊急事態宣言、段階的緩和のPhase twoとして、来週から歯科も診療再開の見込みでした。本日、それもキャンセルになったとのお知らせが。理由はPPE不足。医療物資の不足が深刻です。診療再開予定といっても、まずはemergencyから。衛生士の場合、診療再開第一弾は、エアロゾルが発生する超音波スケーラーやポリッシングの禁止など、段階的になる見通しです。変に日本語にして間違えてしまうのでemergencyとしますが、今、認められているのは本当のemergencyのみ。つまり、あれ?ちょっと歯が痛いような、診てほしいは含まれませ。また、各クリニックが診療を受け付けている訳ではなく、まずは行きつけのクリニックに電話で相談。私は2つのクリニックで働いている(いた、ですかね・・・)のだけど、2つとも、この2か月誰も診察しておりません。BC州でPPEが揃い(コロナ前の診療時+今は処置によりN95マスクやガウンが必須)安全に救急対応が出来るクリニックのリストです。小児歯科、エンド、口腔外科がほとんど。
先日、なんと我がクリニックのスタッフがEmergent care (Cellulitis as a result of an uncontrolled infection compromising the airwayというやつです、汗)で救急車で運ばれる事態となりました・・・診療停止になる少し前に、歯が欠けた~!と言って見せてくれて、vertical fratureからきたのかもしれません。すぐに診察にはこぎつけず、ずいぶん待って普段私達がリファーしているエンド専門医で結局抜歯。Infection が上顎に広がってしまっていて緊急病院でCT、入院、antibioticsの点滴になってしまいました。恐ろしいです。
あ、また歯科の話になってしまいましたが、久しぶりのケーキ。この時期、こちらでは気を付けている人は徹底しているので、火が通せないテイクアウトなんてけしからん!という人達もいる事と思います。Thomas Haasのモンブラン。もちろんテイクアウトのみで、それも従業員が密になって作業するのを避けるため、少ない人数でお菓子の製作をしていて、営業時間も短縮されています。
息子のお茶は、オレンジのハーブティー。
上はムース。紫は酸味もあってカシス?あっさり味のモンブランでした。ごちそうさまでした。カップとソーサーは、はるか昔実家から持ち帰ったもの。母が結婚前から使っていたもので、2客だけ頂いてきました。ケーキ皿もあるのだけど、持って帰らなかったのが悔やまれる。次回帰国(できるのか?!)した際にはやっぱり頂戴しようかな。