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もうひとつのミモザ

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ミモザの花を見ながら、思い出すのはピアノの先生。ミモザの季節になると、先生が好きだから、と生徒さんの一人がいつも持って来てくださると言っていたっけな。素敵な壺みたいな花瓶に入ったふさふさのミモザ。


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横浜のこと、家の真ん中にあるお風呂のこと、心の中で生き続けているご両親のこと・・・久々に本を手に取りました。涙が溢れてくる。
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忘れていたのか心の中にしまっていたのか、日本にいた頃の懐かしい思い出、思い出したくない気持ちまで、色々溢れてくるのです。

 

実家の周りは今思うととても不思議です。なぜだか芸術家がたくさん住んでいて。お隣さんは結婚して家を出るまで自宅でピアノの先生、お向かいの3家族は私の一番最初のピアノの先生と旦那様が今はなき読売交響楽団のバイオリニスト、そのお隣がご夫婦でピアニスト、もうひと家族は娘さんが東京シティ フィルのビオラ奏者。お風呂に入っている時に聞こえてくる音が一番好きだったな。ポロロンと少し遠くから聞こえてくる音が好き、とても平和でした。ご夫婦でピアニストの旦那さんはオーストリアの音大でピアノを教えていらして、何度か大学生の時にレッスンに伺い1レッスン3万円も払った記憶。なのに、その方はベートーベンとショパンしか弾かないのに、私の選曲がサンサーンスのコンチェルトとかで、お金返して~!と失礼ながら思った記憶(汗)ベートーベンのソナタを見てもらった時はさすが!と思ったから、若い私がいけなかった(笑)ビオラのお姉さんには、初めて大学でアンサンブルの試験がある時にベートーベンのスプリングソナタのレッスンをしてもらって、あの時のレッスンが一番心にしみたかもしれません。アンサンブルの事、何もわかっていなかったから本当にためになったなぁ。あぁ、音楽やりたい情熱がむくむく。このクリスマス、コロナで帰りそびれた事もあり、実家熱が・・・家族を連れて遊びに帰りたい。

 

 

 

 

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