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行き当たりばったりの日本、医療従事者の確保とか、家族内感染対策とか

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カナダはまだ大丈夫だけど、アメリカはコロナ患者が多い地域は、医療従事者は家族に移すのを恐れて家に帰らない人が大勢います。最初は車中で寝泊まりする人が多くて、それはあまりにも可哀そう、という事で今は営業停止のホテルを宿泊施設にしたり。ニューヨークでは医療従事者はとっくに足りていなくて、他州から医療従事者のボランティアが来ている状態です。日本は、どうするんだろう?お医者さんや看護師さん、そもそも電車通勤の人がほとんどではないですか?どこに泊まるんだろう?こちらでは看護師さんやお医者さんが感染して亡くなるケースも報道されていて。軽症でも感染したら最低14日勤務からも遠ざかる間、誰が代わりを?そして日本の家の多くはトイレやお風呂も一つ、子供が小さければ、何なら寝る空間もひとつという家庭も多く、一般の人でも家族間の感染問題(症状が軽くて気が付かない場合も含め)はどうするんだろう?未だに、まだその時ではない、ギリギリ大丈夫の政策。どんなに専門家が2-3週間後を見据えて行動を、と行ったところで動かない、動けない…バンクーバーでは、まさに今はまだその時ではないけど、病床が足りなそうだと気が付いた時点で1日2日で準備できる事ではないから、とすでに病床確保の計画が始まりました。会場は、私も参加したいわくのデンタルカンファレンスが行われた場所・・・このイベント会場に、怪我や心臓発作で回復中(これは軽症?!)、点滴などの入院患者さんを移動させ、病院のベッドをコロナ患者用にするのだそうです。ここで取りあえず271床確保できるそうです。まだ市内には4233床の空きがある状態での計画です。

www.cbc.ca

すごい!ただいま設置中で、使わない事になるかもしれないけど、必要となる場合は4月8日から収容可能になるそうです。

globalnews.ca

外出自粛に伴う一時給付金とかを話し合っている日本の人達・・・我々は、そんな事を話し合っている余裕もなくあれよあれよ、とビジネスなどの営業停止に陥りました。私は歯科医院勤務ですが、診療停止、つまり職を失って17日目です。失業保険が下りるとか下りないとか、政府だって初めての事。私は翌日失業保険を申請しましたが、アクセスコードが送られてきて、ステータスをチェックするも、under review。申請者数があまりにも多く、今は首相が懸命に救済措置を検討中です。失業保険を申請した人は、自動的に一時給付金の申請に切り替わるとの事で、申請開始は4月6日から。と、このような状況で最低でも1か月は無収入になるわけです。我が家は幸いにも共働きで、影響があったのは私だけ。夫婦二人で職を失ったり、世帯で一人しか働いていなくて無職になった人達もたくさんいます。また、バンクーバーやトロントの家賃や家のローンは巨額・・・みんな頑張っているのです。こんな状況でも、大変、これからどうやって暮らしていこう?と個人で思う事はあっても、どうしてくれるんだ政府!みたいな世の中としての風潮は感じられません。私は、首相、食いっぱぐれにはさせないって言ったじゃなーい!と言いましたが(汗)ごめんなさい…

 

コロナ疲れとか言っている人達、本番はこれから。まだ始まったばかり・・・でも日本の今の感じは、まさに世界の目指すところな気がします。緩い規制で、自粛はできる人がして個人の判断にまかせる。学校も休校する所、時間差やグループ制で解禁したり、自宅勤務できる人は家にいて。それでも、小康状態でも社会が機能している。めざすはこの状態だと思うので、日本はそれが出来る事を示す例になるのかもしれないし、ニューヨークの様になっていくのかもしれない・・・・どっちに転ぶのだろうか。

 

 

 

 

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