
チェリストの友人が育てているジャクリーヌ・デュプレというバラが、すごく可愛くてずっと憧れていました。去年、庭のある家に引っ越したのをきっかけに、自分でも育ててみよう!と思いさっそく探してみたのですが、これが想像以上に大変でした。デビッド・オースチン社のバラなのですが、カナダ国内のオンラインショップをどれだけ探しても全く見つからず・・・
諦めかけていた時、ようやくカナダで唯一取り扱っている園芸店を見つけました。しかも、そのお店はバンクーバーから飛行機で5時間もかかるトロントの郊外。届くのはベアルート(裸苗)という状態。正直、それがどんなものかもよく分かっていなかったのですが、もうチャンスはここしかない!と思って、勢いでポチッと注文してしまいました。
無事に届いた時は本当にこれがバラになるの?という感じの枯れ枝みたいなもので(笑)

しかも、箱で届いててっきりアマゾンからの荷物だと思って夜寝る前に開けてみたら裸苗だった、という失態・・・届いたらまず、根っこを水に一晩漬けて次の日に植えないといけなくて、たまたま仕事が休みのタイミングで本当によかったです。が、根っこを水に漬けるってどいういう事?と寝る前に夜な夜な調べて花瓶に入れておく、という方法に落ち着きました。

植えた直後↓これで本当に大丈夫なの?と不安になる容貌。

ふと気がついたら、若葉が!



↓地植えにして2ヶ月後の今です。

大切に育てていきたいです。
ちなみに、3年間鉢植えで育てていたバラを地植えにお引越しさせるというプロジェクトにも初挑戦しました。よかったら、こちらもぜひ読んでみて下さいね。
ちなみにこのバラの品種名は、英国のチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレに由来しています。聴く人の心を揺さぶる圧倒的な情熱と生命力に満ちた演奏。私の中では、全身全霊でチェロを奏でる彼女の姿は、繊細な美しさというよりも、むしろ燃え盛るような真っ赤なバラのイメージ。若くして病に倒れ(多発性硬化症で42歳でこの世を去りました・・・)惜しまれつつもチェロを置くこととなった彼女の、強烈で濃密な音楽人生。人生の最後は、真っ赤な情熱とはまた違う、このバラのように淡くてひらひら、どこか儚く静かなものだったのかもしれないなぁ、などと色々思いを巡らせています・・・彼女の半生を描いた映画、ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ 原題: Hilary and Jackie をまた見たくなりました。