昨日BC州では、経済再開のため、5月半ばから4段階で緊急事態宣言を緩和していく計画が発表されました。COVID19の感染者数などを見ながら、慎重に慎重に・・・息子はキンダーに通う5歳児。12年生(高校3年生)まで、学校は完全に再開されるのは新学期の9月の模様。ですよね・・・今学期が終わるのが6月なので、5月末ごろから少ない人数で(希望者のみ)クラスで顔を合わせるとか、そういう事も考えているそうです。日本の人との接触を最低7割減、ではないけれど、BC州はこの2か月間、7割減を実行していて(知らなかった~)規制緩和の第一弾として、ゴールは4割減だそうです。この感じが7割減だったのか、と今頃知る・・・
州立公園は開く事になりましたが、どこも公園の遊具は禁止のまま。急にレストランやお店が開くわけではないので、ゆっくりゆっくり。レストランが開くと言っても、最初はテイクアウトのみだったり、今とそこまで変わらないのではないかなぁという感じがします。ただ、コロナ前の状況をゴールにしているのではなく、ニュースではnew normalの始まり=所謂ウィルスとの共存計画というのが強調されています。こちらにワイドショー的な番組がなくてよかった。って、テレビ事体はあるけど、テレビ番組が見られるケーブルにもうかれこれ15年は加入していないので、知らないだけだったりして。あるのかな?日本の位置付けのようなワイドショー。
さて、歯科ですが、緊急事態緩和計画の第2弾で少しずつ再開を許可されるそう。それでも最初は今とあまり変わらず、不要不急の治療は後回しになるかと思います。衛生士が仕事に戻れるのはいつ頃になるかな。でもその前に、実際問題マスクやガウンが足りないので開けられない歯科医院の方が多くなるのでは、と思います。診療に必要なN95マスクは、ほぼ3Mが製造していて、まだ需要に追い付いていないので買えない。緊急事態なので、N95マスクを認定しているNIOSHという機関が、中国規格のKN95マスクを使用してもよいとしましたが、こちらもなかなか手に入らない。国民、医療従事者を守るため、もちろんHealth Canada(カナダ保健省?)で認可されたものだけ。そしてこれらを販売できるのも、Health Canadaが認可した販売会社のみ。我がクリニックは今週N95マスクのフィットテストがあるのだけど。私の顔に合う物があるか、というのと、フィットした物が実際買えるようになるのはいつか、という問題。かなりかかるのでは、と思います。ちなみにフィットテストに関してはこちらが参考になります。
医療従事者のためのN95マスク適正使用ガイド わかりやすく説明されています。
http://jrgoicp.umin.ac.jp/related/N95_respirators_users_guide_for_HP_pub1.pdf
古い情報ですが、このガイドによると、2011年調べで595名の感染管理認定看護師を対象としたアンケートで、フィットテストを実施した事のない施設は82.3%という衝撃の結果・・・・見なければよかった。これは、ひどい、ひどすぎる。2011年からもうすぐ10年が経ち、医療現場は変わってきているのでしょうか?こんな事、何がどうして許されるのか・・・北米だとフィットテストでどのタイプが顔に合うのか、という記録を残さなければ働けないし。なんか、もう本当にずさん・・・この辺でやめておきますが、感染管理認定看護師でこの状況って(汗)
すみません。また毒吐いちゃった。昨日の雨上がりの後のお散歩の事を書きたかったのでした。傘をさしてお散歩だ~と思っていたら雨が止み、傘は持たずにレインコートと長靴で出掛けました。そして午後には素晴らしい青空。本当に、最近は1日の中でお天気がコロコロ変わる。
今まで一度も見た事がなかったというのに、お散歩をするようになって意外にもこの湖でよく見かける鶴。本当に動かなくておもしろいです。(鶴と思い込んでいたけど、Blue Heronという鳥みたいです。)
カナダ雁ファミリー。赤ちゃんが黄色くて可愛い。
頭がカッコイイ鳥。何だろう?
ウィルスとの共存計画、ついに!どうなっていくのかな・・・